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このページは2024年に調査した内容を掲載しています。特殊文字や記号は省略しています。

中国の教育構造は就学前教育、義務教育、特殊教育、高等教育、成人訓練、識字教育、民間教育で構成されています。

文部科学省、世界の学校体系(中華人民共和国)を基に作成
3~5歳の子どもが幼稚園で受ける教育過程を指します。 
義務教育は無償教育とも呼ばれ、一般的には小学校と中学校の9年間です。基本的には「六・三制」(小学校6年、中学校3年)に基づいており、様々な学校教育制度が併存しています。 
前期中等教育の初級中学は3~4年間。後期中等教育は、普通教育を行う高級学校、職業教育を行う中等専門学校、技術労働者学校、職業中学があります。
高等教育は、専門教育、学部教育、大学院教育に分けられ、大学、専科学校、職業技術学院で行われます。大学は4~5年間、大学院は2~3年間の修士課程と、3~4年間の博士課程があり、専科学校・職業技術学院には、2~3年間の短期課程の専科があります。
成人教育は、一般的な全日制教育とは異なり、主に社会人の学力向上、専門的なさらなる訓練、一般教育後の進学を目的としています。
識字教育とは、読み書きのできない人等を対象に、読み・書き・計算の予備能力を身につけさせるための教育を指します。 
私教育とも呼ばれる民間教育は、公教育や公教育に相対する教育形態であり、国家機関以外の社会組織や個人が、国家以外の財政資金を用いて、地域社会のために学校やその他の教育機関を組織する活動を指します。
中国の全日制の高等教育機関の学年度は2学期制で、第1学期は9月初旬に始まり、第2学期は2月末頃に始まります。 
入学時期は9月です。
中国では一般的に百分率制度にて評価を行い、科目によっては、A、B、C、D、Fの5段階評価などの評価が行われています。Fは不合格、A-以上(A-を含む)は優秀です。

そのほか、「合格」、「不合格」の2段階評価や、パーセンテージ方式で成績が出る場合もあります。パーセント制では、60点以上(60点を含む)を合格、85点以上(85点を含む)を優とします。

独立行政法人日本学生支援機構(JASSO)は、
文部科学省が所管する団体です。
学生支援を先導する中核機関として、「奨学金事業」
「留学生支援事業」および
「学生生活支援事業」を
総合的に実施し、
次世代の社会を担う豊かな
人間性を備えた創造的な人材を育成すると
ともに、
国際理解・交流の促進を図ることを目指しています。